筋肉痛の時はトレーニングしない方がいいって本当?

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筋肉痛のとき、トレーニングはしていい?しちゃダメ?

筋肉痛って何が原因?どんな種類がある?

まず、筋肉痛の原因。
実は原因はまだハッキリとは解明されていませんが、有力な説を記します。
人間の筋肉は、『筋繊維』という細かい繊維が集まってできています。普段使わない筋肉を使ったり、筋肉に強い負荷をかけ続けたりすることで、筋繊維には小さな傷がつきます。身体はその傷を治すために様々な物質を筋繊維に送り込むのですが、この物質が“刺激”を筋肉に与えます。この刺激が神経に「痛み」として伝わる。これが「筋肉痛」の正体と考えられています。

次に、筋肉痛の種類について。
「即発性筋肉痛」は、運動中~運動直後に疲労物質(乳酸や水素イオン)が身体に溜まって起こる痛みやだるさ。しばらく休めば回復する場合がほとんど。
「遅発性筋肉痛」は、一般的に筋肉痛として認識されている痛みです。運動翌日~4日ほどに渡って続くあのイヤな痛み。原因でも挙げたように、筋繊維の回復に伴って起こる痛みなので、回復が終われば痛みも治まります。

そんな筋肉痛時に、何故運動は駄目なの?

【原因】でも挙げたように、筋肉痛とは「損傷した筋繊維の回復」の途上で起こる痛みです。人間の身体は不思議なもので、運動で傷つき、壊された(スクラップ)筋肉に十分な休息と栄養を与える(ビルド)と、運動前より筋肉の量が増え、強くなる『超回復』という(カッコいい)能力があります。

これは程度の差(つまりスポーツ選手は、この超回復を促す為に日々トレーニングに励んでいるとも言えますし、超回復の差が能力の差にも繋がっています)はあれど誰にでも備わっていて、筋肉痛は身体からの「(もっと強くなるために)休ませて!」というサインなのです。

しかしそのサインを無視して、ずっと運動を続けると、筋繊維の消耗に身体の回復が追いつかず、傷つけられ続けるだけ。それでは超回復どころか、筋肉痛以上のダメージを筋肉に与えてしまい、怪我やひどい炎症の原因となるのです。
これが、筋肉痛時に運動・トレーニングはしない方が良い理由なのです。